部活動も取り組みながら、
効率よく就活をしたい
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【保存版】部活と就活を両立させたい体育会学生必見!効率的に就活を進めるポイントをご紹介
「就活があるから大学3年生で部活を引退しなければいけない」
「部活の練習に影響がないように就活を進めたい」
「部活やバイトが忙しくて就活を進められない」
このようなお悩みのある体育会学生は多いと思います。
この記事では、部活動に力を入れている体育会学生が部活と就活を両立するために
- タイムマネジメントやスケジュール調整のコツ
- 部活動で得たスキルのアピール方法
など、部活と就活をバランス良く進めるヒントをお伝えします。
なぜ部活と就活の両立が難しく感じるのか
部活と就活の両立を図るためにも、まずは就活と部活動の両立が難しいと感じてしまう理由を整理しましょう。
今回は、体育会学生が部活と就活の両立を難しく感じてしまう代表的な悩みを4つ紹介します。
スケジュールが被っていて優先順位がつけられない
部活の予定と就活の予定が同じ日に重なっている場合、どちらに参加すべきか悩んでしまう学生が多くいます。特に夏季休暇などの長期休暇では、合宿や遠征の日程と就活が被ってしまうこともあり、大会前であればなおさら部活を優先したいと考えることでしょう。
部活内の役割によって練習を休めない
大学3年生の代が部活の役職を担っている部活の場合、部活での立場上、就活を理由に練習を休みづらくなってしまうことがあります。特に、部長やキャプテンといった部員を引っ張る役割を担っている場合、責任感から部活を休むことに抵抗を感じてしまう人もいます。
周りからの視線が気になる
練習を休む=周りと差が開く、監督からの評価が下がる
など、デメリットが浮かんでしまい、休むことに抵抗を感じる体育会学生は多いのではないでしょうか。こうした不安も部活を休みづらい要因の1つと言えます。
そもそも何から始めたらいいか分からない
就職活動をどのように進めていくかイメージができていない場合、初めの一歩が踏み出せず部活を優先してしまう場合があります。結果として、就活に出遅れてしまったという焦りに繋がる場合もあるため、早めに手を打つ必要があります。
部活動と就活の両立は可能?
このように、部活を休むことに抵抗を感じ、就活と両立させることに不安を抱えている体育会学生も多いと思います。
では、部活と就活を両立することはできないのでしょうか?
結論、部活動と就活の両立は十分に可能と言えます。
ここからは、部活と就活を両立させるために必要となる基本的な考え方を解説します。
両立させるための基本的な考え方
部活動と就活を両立させるには、まず就活にかかる労力や時間を把握する必要があります。
株式会社マイナビが大学3年生に行った調査では、85.6%の学生が10月までにインターンシップや仕事体験に参加しており、夏季休暇を利用して就活をスタートさせていると考えられます。
出所:株式会社マイナビ|2026年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(中間総括)
一般学生の場合、早くて大学3年生の4月から就職活動準備を始めることが多いです。
また、ほとんどの学生が夏季休暇などの長期休暇を利用してインターンシップに参加し、企業理解や選考準備を行います。
日本経済団体連合会(経団連)に所属している企業の選考を受ける場合、大学3年生の3月に本選考が一括解禁されるため、この時期までに準備を進めておくと効率的に就活を進められると言えます。
部活動の時間を確保しつつ、就活の準備を進めるためには、計画的なスケジュール管理が欠かせません。主要な大会や合宿がいつ開催されるかを確認し、就活のスケジュールに影響しそうかを事前に把握しておきましょう。また、日々の時間の使い方を棚卸し、どのタイミングで就活準備に時間を割けるかを整理すると効率的な就活を進めることができます。具体的には、大学までの通学時間や授業後から練習開始までの空き時間などが、就活準備に充てられる時間となります。
就活を効率的に進めるためのポイント
就活のスケジュールや進め方についてイメージはできましたか?
ここからは、就活を効果的に進めるためのポイントを解説します。
自己分析・企業分析を深掘りする
就活を成功させるためには、自己分析と企業分析が欠かせません。
自己分析では、自分の強みや弱み、価値観を分析し、どのような仕事や企業が自分に合っているかを明確にします。自己分析の深掘りができていないと自己PRで強みを言語化できず、採用担当者にうまく伝えられない可能性があります。自己分析の内容を定期的に見直すことで就活の軸をブレさせずに就活を進めることができます。
企業分析では、業界研究や企業風土、ビジョン、求める人物像を調べます。自己分析の結果をもとに企業との相性を確認し、ミスマッチが発生しないようにしましょう。
自己分析・企業分析について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
インターンシップに参加する
インターンシップとは、就業前に企業などで実施する「就業体験」のことです。インターンシップに参加することで、実際の職場環境を体験できるだけでなく、企業によっては特別な選考フローに参加することができる場合があります。志望企業が固まっている場合はインターンシップの募集を行っていないか確認し、可能な限り参加することをおすすめします。
インターンシップについてはこちらの記事で解説しているので合わせてご覧ください。
OB・OG訪問を活用する
OB・OG訪問では、働いている社員に直接話を聴き、実際の働き方や社内の雰囲気を知ることができます。求人情報とのギャップや懸念点を事前に解決できるため、興味のある企業、業界に知人が務めている場合は、アポイントを取って話を聴いてみるといいかもしれません。部活のOB・OGの繋がりを活かして、幅広く情報収集をしてみましょう。
部活動を通じて得た強みをアピールする方法
「体育会経験は就活で有利になる」と聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
たしかに、競技に打ち込むことで得た経験は強みとしてアピールできますが、しっかりと整理し言語化できていないとせっかくの強みを伝えることができなくなってしまいます。
ここからは、部活動経験で得た強みを効果的にアピールするポイントを解説します。
強みを言語化して端的に表現する
自己PRでは、自分の強みを明確にし、それを具体的かつ端的に伝えることが重要となります。例えば、「私は部活でリーダーシップを発揮しました」というよりも、「私は部活でチームをまとめ、目標達成への道筋を立てました」というように具体的なエピソードを添えると、抽象的な表現とならず、強みが伝わりやすくなります。他の候補者と差別化をするためにも、キャッチコピーへの言い換えや、具体的な実績や数字を加えて、採用担当者に強く印象づけるようにしましょう。
フレームワークを活用する
フレームワークを活用することにより、人に伝わりやすい文章を書くことができます。今回は、分かりやすく伝えるためのフレームワークを2つ紹介します。
・PREP法
PREP法とは、物事を簡潔に伝えたい際に用いられるフレームワークです。伝えたいこと(要点)を最初に伝え、詳細を説明することで筋道の通った話をすることができます。
- Point:要点(伝えたいこと)
- Reason:理由(なぜそう思うのか)
- Example:具体性(事例やデータ)
- Point:要点(伝えたいこと)
・STAR法
STAR法とは、過去の経験や実績を論理的に深掘りする際に用いられるフレームワークです。「どのような課題があり何を行ったのか」を明確にすることで、聞き手に対し納得感のある自己PRをすることができます。
- Situation:状況(当時の状況や環境)
- Task:役割(当時与えられていた役割や発生していた課題)
- Action:行動(課題に対してどのような行動を起こしたか)
- Result:結果(行動した結果、どのような変化や実績を得られたか)
実績だけを伝えない
強豪校で活動している選手に多い傾向として、実績だけをアピールしてしまうことがあります。
結果を残すことはもちろん素晴らしい経験ではありますが、企業は結果を出すための過程も同様に評価し、知りたいと考えています。
逆にいうと、目立った成績がない人や失敗した経験でも、目標や達成のために努力したことや過程、そこから学んだことを伝えることができれば、企業から好印象を受けることもできます。
実績だけではなく、目標や達成に向けた行動に具体性を持たせることも意識するようにしましょう。
就活がうまく行かない時は?
就職活動が思うように進まない時は、一人で抱え込まず、リフレッシュの時間を確保することが大切です。就活のストレスは誰にでもあるものなので、悲観的にならないようにしましょう。
ストレス管理とリフレッシュの方法
部活と就活の両立にはストレスがつきものです。ストレスとうまく付き合うためにも、こまめにリフレッシュする習慣をつけましょう。具体的には、部活動の練数に参加しストレス発散すること、趣味の時間を確保することなどが効果的なリフレッシュ方法となります。また、十分な睡眠をとることも部活と就活を両立させるためには必要となります。体調を崩して部活と就活の両方に影響を出さないためにも、健康管理をきちんと行うようにしましょう。
一人で抱え込まないようにする
特に、内定がもらえずに焦っているときには、周りの友人に相談しにくくなり、就活を辞めたいと感じてしまうことも。就活が忙しくて辛いときは一人で抱え込まず思い切って相談してみましょう。大学のキャリアセンターや就活エージェントを活用することにより、プロの視点からのアドバイスを聞くことができます。体育会学生に特化した就活エージェントであれば、部活を優先しつつ就活を進めることも可能です。
こちらの記事で、体育会学生に特化した就活エージェントをまとめているので、気になる人はぜひご覧ください。
まとめ
部活と就活の両立するためには、計画的なタイムマネジメントと定期的なリフレッシュが不可欠です。まず、就活のスケジュールを把握し、部活の計画と調整することから始めましょう。次に、自己分析や企業研究を深めるために、積極的にOB・OG訪問やインターンシップに参加することをおすすめします。これにより、リアルな業界情報や就活に役立つアドバイスが得られます。さらに、部活で培ったスキルや実績を的確にアピールする準備も必要となため、強みを端的に表現し、具体的なエピソードを交えてアピールできるようにしましょう。最後に、悩んだ際には一人で抱え込まず、相談することも大切です。これらのポイントを押さえて、部活と就活の両立を成功させましょう。
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部活動経験などを通じて得た、強みやアピールポイントを一緒に考えます。
また、試合期間や教育実習期間を考慮して就活を進めることができます。
就活に出遅れた、と感じる方も大丈夫。
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