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【徹底解説】インターンシップとは?参加する理由や応募方法、給料について解説!
今や就職活動中の学生の約90%、1人平均5社も参加している「インターンシップ」
インターンシップは学生が企業の理解を深め、企業選びをする際に重要な経験となります。
この記事では、「インターンシップって何?」と悩んでいる学生向けに、準備から参加後までの動きをまとめて解説します。
- 「インターンシップ(インターン)」とは?
- インターンシップの種類
- 長期インターンとは
- 短期インターンとは
- 体育会学生は短期インターンがおすすめ!
- インターンシップの内容
- インターンシップの区分
- インターンシップに参加するメリット
- ①実際に働く雰囲気が分かる
- ②選考に有利になる場合がある
- ③ガクチカに活用できる
- インターンシップに参加する際の注意点は?
- スケジュール調整
- 余裕を持った準備を
- 志望動機は入念に
- インターンシップの探し方
- ①就活サイト・エージェントを使う
- ②公式サイトから応募する
- インターンシップの選び方
- 志望企業・業界・職種が決まっている場合
- 志望する企業や業界が決まっていない場合
- 早く内定がほしい場合
- よくある質問
- インターンシップ参加で給料や交通費は支給される?
- アルバイトとインターンシップの違いは?
- インターンシップに参加できなくなったがキャンセルしても大丈夫?
- インターンシップの服装は?
- インターンシップの持ち物は?
- 途中で辞めたいと思ったときはどうすれば良い?
- インターンシップに参加しないと不利になる?
- インターンシップ参加後にするべきこと
- インターンシップの振り返りをする
- インターンシップのお礼の連絡をする
- 本選考のエントリーをする
- まとめ
- 体育会学生のインターンシップもマイナビアスリートキャリア
「インターンシップ(インターン)」とは?
インターンシップとは、就業前に企業などで実施する「就業体験」のことです。
学生は企業の業務を実際に体験して業界・企業理解を深め、就職活動に役立てることができます。
また、マイナビの調査では、2025年卒学生の90.7%が「インターンシップに参加したことがある」と回答しており、学生のインターンシップ参加意欲は高まっていると言えます。
インターンシップの種類
インターンシップは「長期インターン」と「短期インターン」の2つがあります。
インターンシップに応募する前に、まずはそれぞれの特徴や違いを理解しておきましょう。
長期インターンとは
長期インターンでは、主に3ヵ月以上の期間、企業で就業体験を行います。
社員と同様の実務に携われることが多く、参加することにより学生のうちからビジネススキルを習得することができます。
スタートアップやベンチャー企業で募集されていることが多く、大学1年生から参加できることも多いです。
学生にとって、ビジネスシーンに直接携われる経験は貴重ではありますが、インターンシップに多くの時間を費やすこととなるため、長期休暇の活用や時間割の調整を行い、学業や部活動に影響が出ないようにしましょう。
短期インターンとは
短期インターンは、1日~2週間ほどの短期間に参加するインターンです。
実際に業務に入り込むことよりも、業界・企業説明会やワークショップ形式で実施されることが多く、企業は自社の認知と応募を促すことを目的としています。
一般的には就職活動の準備として短期インターンを活用することが多く、短期インターンでも、内容によっては選考フロー免除がある場合もあります。
特に、大手企業を志望している場合は短期インターンへの参加メリットは大きいと考えられるため、積極的に参加するようにしましょう。
体育会学生は短期インターンがおすすめ!
部活と並行して就活を進める体育会学生は、“短期インターン”がおすすめです。
最短1日、数時間からインターンに参加することができるため、部活のオフ日などを活用し、参加をすることができます。
また、なるべく複数社のインターンに参加した方が会社や仕事を比較をすることができるため、1日~数日のインターンを複数参加してみるようにしましょう。
インターンシップの内容
インターンシップは期間によって「長期インターン」と「短期インターン」に分かれ、それぞれ目的も異なることが分かりました。
ここからは、インターンシップの内容について解説していきます。
インターンシップの区分
2022年6月に文部科学省・厚生労働省・経済産業省の合意のもと、インターンシップは4つの類型化がされました。
インターンシップ等の学生のキャリア形成支援に係る取組を4つに類型化
・オープンカンパニー
・キャリア教育
・汎用的能力・専門活用型インターンシップ
・高度専門型インターンシップ
このうち、就業体験を必須とし「自身の能力の見極め」や「評価材料の取得」が目的となる「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」と「高度専門型インターンシップ」のみがインターンシップと称して実施されることとなりました。
また、一定の基準(就業体験要件や指導要件など)を満たした企業には、規定の下であればインターンシップ経由で取得した学生情報を採用活動に利用できることも定められました。
引用元:文部科学省・厚生労働省・経済産業省|令和5年度から大学生等のインターンシップの取扱いが変わります
ここからも、インターンシップを就職活動に繋げることを容認する潮流が見られ、今まで以上にインターンシップへ参加する意義が高まっていると言えます。
インターンシップに参加するメリット
インターンシップに参加する代表的なメリットは3つあります。
なぜ学生がインターンシップに積極的に参加しているのかをメリットから紐解いていきましょう。
①実際に働く雰囲気が分かる
インターンシップは企業の職場で実施され、社員との距離も近いことが魅力のひとつです。
課題や業務に取り組むなかで、実際に働いている社員の雰囲気や、会社の風土を体感することができ、企業理解をより深めることが可能となります。
また、早期離職の要因となる入社後のミスマッチに関しても、事前に雰囲気を知っておくことが防止に繋がります。
インターンシップを通じてより一層志望度が高くなった場合には、選考に対するモチベーションも上がるため、就職活動でポジティブに働くと考えられます。
②選考に有利になる場合がある
インターンシップの内容次第では、参加者に「早期選考エントリー」や「一次面接免除」などの特別な選考フローを用意している場合があります。
企業は優秀な人材を採用したいという考えがあるため、インターンシップで活躍する学生が入社してくれるように働きかけます。
インターンシップに参加する際には、内容をしっかり確認し、内定に繋がる可能性があるという意識を持って真剣に取り組むようにしましょう。
③ガクチカに活用できる
エントリーシート作成や採用面接の際に必要となるガクチカ。何を書けば良いか分からず悩んでしまう学生も多くいるのが現状です。
インターンシップへ参加することで、ガクチカの話題作りをすることができます。企業はインターンシップ参加者に「就職活動に意欲的」といった好印象を持つ傾向があります。
面接ではインターンシップ参加に対して、深掘りの質問をされることもあるため、参加した内容はしっかり整理するようにしましょう。
インターンシップに参加する際の注意点は?
インターンシップに参加するにあたり意識すべき注意点を2つ紹介します。
応募する前に注意点を確認し、就職活動を優位に進められるようにしましょう。
スケジュール調整
やみくもにインターンシップに応募してしまうと、日程が被ってしまったり、慣れないインターンが続き、過密スケジュールで体調を崩してしまう場合があります。
また、長期インターンに参加する際には、大学の講義や部活の練習が被らないように事前に調整する必要もあります。
まずは、インターンシップにどれくらい時間をかけられるかを考え、無理のない範囲で選択するようにしましょう。
余裕を持った準備を
インターンシップは応募の際に、エントリーシート提出が必要な場合があります。
応募締め切り間近で用意しようとすると、書類に不備が発生しやすくなるため注意しましょう。
また、人気の高いインターンは選考倍率も高くなり、参加できないことも多くあります。選考通過に向けて、企業研究や自己PR添削をしっかり行うようにしましょう。
また、複数社のインターンシップに応募し「参加したかったが時期が合わずできなかった」という状況にならないようにしましょう。
志望動機は入念に
インターンシップでも、志望動機の提出が必要な場合があります。
前述のとおり、人気の高いインターンシップは参加するための選考があるため、事前の対策を十分に行いましょう。
特に、志望動機は他の学生と差別化ができるポイントであるため、自己分析と照らし合わせて作成することをおすすめします。
インターンシップの探し方
ここからは「インターンシップの探し方が分からない」「どんなインターンシップに応募すれば良いか分からない」という場合のインターンシップの探し方を紹介します。
①就活サイト・エージェントを使う
マイナビを始め、新卒学生向けの就職サポートを展開している企業がインターンシップ情報を掲載していることがあります。
自身で応募する企業を選びたい場合は就活サイトを、効率良く応募したい場合はエージェントを活用するようにしましょう。
②公式サイトから応募する
公式サイトにインターンシップの応募フォームを設けている企業もあります。
「この企業のインターンシップに参加したい」と決まっている場合には、コーポレートサイトを確認し、インターンシップの募集があるかを確認してみましょう。
インターンシップの選び方
インターンシップは「何のためにインターンシップに参加するのか?」という参加する目的に合わせて選ぶようにしましょう。
志望企業・業界・職種が決まっている場合
業界研究や自己分析が終わっており、すでに進みたい方向性が決まっている場合は、業界や職種を絞って探すことが有効です。
企業が決まっている場合でも、同じ業界内のインターンシップを複数社受けることで、その業界・企業の理解度を深めることができます。
また、職種や業界で絞り込みを行う場合は、業界や職種に特化したスキルアップを図ることができるため、選考でのガクチカに取り入れることもできます。
ただし、このタイミングで業界や職種を絞り込むことは、就職活動の視野を狭くしてしまう可能性があるので、注意が必要です。
インターンシップに参加し、「なんか違うな」と感じた場合は、自己分析をやり直したり、他業界・他職種のインターンシップにも参加するようにしましょう。
志望する企業や業界が決まっていない場合
特定の志望がない場合は、無理に絞り込まず、日程を優先して選ぶようにしましょう。
多くの体育会学生は部活のオフ期間などを利用してインターンシップに参加することになるはずです。
まずは、どれだけの時間をインターンシップに割くことができそうかを整理し、その範囲内で参加できるインターンを探すようにしましょう。
また、自分に合ったインターンシップを見つけることが難しい場合は、エージェントを利用するようにしましょう。
エージェントに相談することで、インターンシップを紹介してくれるだけでなく、インターンシップ応募のサポートをしてくれる場合があります。
ただし、全てのエージェントがインターンシップ情報を持っているとは限らないので注意が必要です。
早く内定がほしい場合
インターンシップを利用して内定獲得を目指す場合は、選考につながるインターンシップを探す必要があります。
通常、インターンシップは採用選考活動につなげることができず、一定の基準を満たす必要があるからです。
採用選考活動に直結する場合は、必ずインターンシップの要項に記載があるので、しっかりチェックするようにしましょう。
よくある質問
ここからはインターンシップに関するよくある質問をQ&Aで紹介します。
インターンシップ参加で給料や交通費は支給される?
必ずしも給料や交通費の支給があるとは限りません。
応募要項に手当支給に関する条件が記載されているため、気になる方は応募前に必ず確認しましょう。
アルバイトとインターンシップの違いは?
業務を行うという点では似ていますが、大きな違いは目的にあります。
アルバイトはあくまでも生計を立てるための手段ですが、インターンシップは就業を目的とし企業理解やスキル習得のための手段です。
就活において、アルバイトとインターン、どちらが有利不利などはありません。違いを理解したうえで、選択するようにしましょう。
インターンシップに参加できなくなったがキャンセルしても大丈夫?
キャンセルしても問題ありませんが企業への伝え方に注意しましょう。
参加できないことが分かった時点ですぐに企業または担当エージェントへ連絡をします。
企業側はインターンシップ受け入れの準備をしているため、お詫びとキャンセルの理由をしっかり伝えるようにしましょう。
開催まで日数がある場合はメールで連絡し、追って電話で連絡をするとより丁寧です。
インターンシップの服装は?
服装が指定されている場合は、指定に沿って準備をします。
「服装自由」や「私服でご参加ください」と記載のある場合は、参加する業界の特徴に合わせて選ぶようにしましょう。
・IT業過の場合:オフィスカジュアルが基本
・金融業界の場合:スーツの着用が基本
・アパレル業界の場合:プライベートな印象を持たれない範囲であれば私服でOK
不安な場合は、企業や紹介エージェント先へ連絡をして、確認するようにしましょう。
インターンシップの持ち物は?
持ち物は、企業から指定のあったものを持参するようにしましょう。
また、以下は最低限持っていると安心です。
・スマートフォン
・現金またはICカード
・エントリーシート
・ハンカチ、ティッシュ
・筆記用具とメモ帳
・クリアファイル
・腕時計
途中で辞めたいと思ったときはどうすれば良い?
インターンシップは、企業で就業体験ができる貴重な機会です。
辞めたいと思った気持ちが衝動的な場合には、改めてインターンシップに参加した元々の目的を振り返ってみましょう。
企業目線からすると、途中で投げ出してしまう性格だと捉えられてしまい、選考を希望した際に不利になる場合もあります。
それらを加味したうえで、どうしても辞めたい場合には、円満に辞められるよう、理由と併せて感謝の気持ちを伝えたうえで、辞めるようにしましょう。
インターンシップに参加しないと不利になる?
インターンシップに参加しなかったからと言って、不利になるわけではありません。
採用選考活動では、インターンシップでの活動以外にも、部活動やアルバイト、ボランティアなど、学生生活での経験や学び・能力などを評価し採用を決定します。
「インターンシップに参加できないから就活終わった・・・」などと悲観的にならず、出来ることを進めていきましょう。
インターンシップ参加後にするべきこと
ここまではインターンシップに参加する前に知っておきたい内容を解説しました。
ここからはインターンシップ参加後の動きを紹介します。
インターンシップの振り返りをする
インターンシップから得た学びや知識を自分なりにまとめるように意識しましょう。
複数社のインターンシップに参加している場合は、それぞれを比較してみることもおすすめします。
就職活動が進み、エントリーをする際、インターンシップの経験を整理しておくと、志望動機や志望度の優先付けに役立ちます。
インターンシップのお礼の連絡をする
絶対に書かなければならないという義務ではありませんが、お礼の手紙やメールを送ると丁寧な印象になります。
感謝の気持ちだけでなく、インターンシップで学んだ内容を盛り込むと真面目で素直な印象も与えることができます。
本選考のエントリーをする
内定直結型のインターンシップを除き、採用選考を受ける場合は別途エントリーをする必要があります。
別途案内があった際は、期間内に忘れずに応募するようにしましょう。
まとめ
インターンシップに参加することで、企業理解が深まるだけでなく、本選考にも有利になる可能性があることが分かりました。
大学の勉強や部活動、アルバイトと並行してインターンシップに参加することは大変だと感じてしまうかもしれません。
インターンシップに参加しなかったことで就職活動がマイナスに働くことはありません。時間が許す範囲で、余裕を持って取り組みましょう。
またインターンシップに参加した際には、せっかくの経験を最大限活かせるように振り返りを行い、本選考に役立てましょう。
長期インターンシップへの参加を検討されている方は、こちらの記事もおすすめです。ぜひ併せてご覧ください。
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