就職・転職ノウハウ

【ダンス部専用】例文あり|部活動経験をアピールした自己PRの書き方

~ダンス部Kさんの場合~

自己PRでは、自分が今までの経験で学んだこと、今後活かせるスキルなどをアピールします。
 
企業側は自己PRを見ることで、応募者がどういう人なのかを知り、会社でどう活躍してくれるのかをイメージします。
そのため自己PRは選考において重要な項目で、企業側は必ずチェックします。
 
ありきたりな内容にならないよう、競技を通じて「経験したこと・学んだこと・今後活かせること」を取り入れ、自分らしい自己PRを作成しアピールしていきましょう!

自己PRとは

自己PRやガクチカは、自分の今までの経験や学んできたこと、今後活かせるスキルなどをアピールするものです。
企業側(面接官)は自己PRを見ることで、就活生の皆さんがどういう人なのかを知り、会社でどう活躍してくれるのかをイメージします。
そのため自己PRは選考において必ずチェックされる、重要な項目です。

自己PRを作る際のポイント3つ

自己pr ダンス 自己PRを作る際のポイントを3つ紹介
自己PRを作るときのポイントは3つ!
【1】具体的な目標
【2】課題と課題解決に向けた行動
【3】経験から得た強みと企業での活躍

今回は、ダンス部に所属するKさんの自己PR文を魅力的な内容にレベルアップしていきます。

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修正前の自己PRをチェック

=修正前の自己PR=====
私は大学4年間、ダンス部に所属していました。
初めはなかなか上達しませんでしたが、練習することで徐々に上手くなることができました。
この経験を活かし、誰よりも努力し貴社でも活躍をしていきたいと考えています。
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この自己PR文を、上記の【1】【2】【3】のポイントを踏まえて改善してみましょう。

【ポイント1】具体的な目標

皆さんの経験をアピールするためには、どれだけ困難な目標に取り組んだのか、企業に伝えることが必要です。
目標は漠然としたものではなく、具体的な目標を記載する必要があります。
また、目標の難易度についても、ダンスを知らない企業の採用担当の方にも伝わるように表現しなければいけません。

=NG例とOK例=======
NG例
取り組んだことの記載のみで目標がない
私は大学4年間、ダンス部に所属していました。

OK例
具体的な目標の記載がある
私は大学4年間ダンス部に所属し、全国大会入賞を目標に取り組みました

GOOD例
目標の難易度が分かりやすく表現されている
私は大学4年間、ダンス部に所属していました。
全国大会入賞を目標に定め、練習時間をより多く確保するため、個人でスタジオを借りて練習を行いました
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【ポイント2】課題と課題解決に向けた行動

皆さんが目標の達成を目指した時、そこには必ずクリアしなければいけない課題があったはずです。
その課題は何だったのか、『エピソード』をなるべく具体的に記載しましょう。
よくみられる自己PRの失敗例としては、目標とその結果だけが記載されている自己PR文です。
どれだけ結果が素晴らしいものでも自己PR文としては失敗作なので注意が必要です。
企業の採用担当は皆さんが「どんな課題に対してどのような行動をしたか」という中身を見ています

=NG例とOK例=======
NG例
課題が述べられていない、行動も漠然としている
初めはなかなか上達しませんでしたが、練習することで徐々に上手くなることができました。

OK例
課題と解決に向けての行動がある
演技のバリエーションを増やすことが表現力の改善につながると考えました。
私が苦手な演技があれば得意なメンバーに聞き、個人練習では先生に新たな演技を教えてもらうことでレベルアップを図りました

GOOD例
より具体的に課題と解決に向けての行動がある
演技のバリエーションを増やすことが表現力の改善につながると考えました。
私が苦手な演技があれば得意なメンバーに聞き、個人練習では先生に新たな演技を教えてもらうことでレベルアップを図りました。
練習で成功しない演技は本番でも失敗すると考え、できるまで反復練習を行い、地道に改善するよう心がけました
==============


【ポイント3】経験から得た強みと企業での活躍

ダンスの経験やその経験から得た強みを、企業でどう活かすか。自己PRに必要な最後のピースです。
部活動で培った強みを企業で活かせる強みに変換することは非常に難易度が高いものですが、
企業や面接官が評価する部分でもあるので、しっかりアピールするようにしましょう!

=NG例とOK例=======
NG例
強みの言語化ができず、企業で活躍するイメージも抽象的
この経験を活かし、誰よりも努力し貴社でも活躍をしていきたいと考えています。

OK例
経験から得た強みを言語化し、企業で活かせる場面が分かる
この経験から得た、「主体性」を武器に、課題解決に必要なスキルを身に着けていきたいと考えております。

GOOD例
企業の特徴に合わせて、強みをアピール出来ている
従業員一人一人の裁量が大きい社風を持つ貴社では、自律して目標達成を目指す姿勢が必須となります。
ダンスで培った「主体性」という強みを活かし、当事者意識を持って売り上げ拡大に貢献したいと考えております。
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3つのポイントを意識した自己PR(例文)

3つのポイントを組み合わせてひとつの文章にまとめると、以下のような文章になります。

私の強みは「主体力」です。
私は大学4年間、ダンス部に所属していました。
全国大会入賞を目標に定め、練習時間をより多く確保するため、個人でスタジオを借りて練習を行いました。

演技のバリエーションを増やすことが表現力の改善につながると考えました。
私が苦手な演技があれば得意なメンバーに聞き、個人練習では先生に新たな演技を教えてもらうことでレベルアップを図りました。
練習で成功しない演技は本番でも失敗すると考え、できるまで反復練習を行い、地道に改善するよう心がけました。

私はこの経験から培った「主体力」は貴社においてこそ発揮できると考えております。
従業員一人一人の裁量が大きい社風を持つ貴社では、自律して目標達成を目指す姿勢が必須となります。
ダンスで培った「主体性」という強みを活かし、当事者意識を持って売り上げ拡大に貢献したいと考えております。


まとめ

いかがでしたか?
ポイントを意識して作成すると、具体的な自己PRとなり、Kさんについてより伝わる内容になりましたね。
皆さんも、3つのポイントを意識して「自分らしい自己PR」を作ってみましょう!

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