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引退後のアスリートのキャリア、『セカンドキャリア』とは?選択肢や支援制度も徹底解説!

ほとんどのアスリートがいつかは迎える『現役引退』。
引退後の人生は一般的に「セカンドキャリア」と呼ばれており、
人生100年時代において、セカンドキャリアの考え方は重要とされています。
ではアスリートのセカンドキャリアにはどのような選択肢があるのでしょうか。

セカンドキャリアとは

アスリートのセカンドキャリアの意味

一般的に「アスリートのセカンドキャリア」とは、競技現役を引退した後の人生のことを指します。
笹川スポーツ財団が2014年度に実施したオリンピアンのキャリアに関する実態調査によると、現役引退の平均年齢は29.9歳という結果が出ており、多くのアスリートが20代~30代で引退を考えることが分かります。

引用元:引退後のキャリア|オリンピアンのキャリアに関する実態調査|笹川スポーツ財団


一般的には「セカンドキャリア」と呼ばれ、途切れているようにも見えますが、現役アスリートの間に培った経験はその後のキャリアでも充分に活かすことができ、人生におけるキャリアに途切れはないと考えています。

デュアルキャリアとセカンドキャリアの違い


アスリートのセカンドキャリアの現状

では、実際に引退後のアスリートはどのようなキャリアを歩んでいるのでしょうか。
オリンピアンの引退後のキャリアとして、会社員や教職員を選ぶ割合が高く、会社員の内訳としてはサービス業や製造業が多い結果となっています。
なぜその仕事を選んだかという質問に対しては、「能力・個性・資格が生かせる」が27.3%で最も多く、「仕事の内容に興味があった」が23.9%、「とにかく仕事に就きたかった」が6.1%と続いています。
アスリート経験を活かせる仕事を選ぶ方が多い一方で、引退後の生活への焦りがあったと思われる回答も見られます。

引用元:引退後のキャリア|オリンピアンのキャリアに関する実態調査|笹川スポーツ財団


また、セカンドキャリアの状況を知る指標として、引退後の現在の年収についてのデータも集計されています。
男性では「300万円未満」「450万~600万円未満」「1,200万円以上」の割合が15.0%と最も高い結果でした。女性では「300万円未満」が30.5%と最も高く、「300万~450万円未満」が15.8%と次いでいます。
2014年に国税庁が発表した「平成25年分民間給与実態統計調査」における、年間の平均給与は414万円、男女別では、男性511万円、女性272万円と報告されており、オリンピアンの引退後の年収は平均給与額と同水準であるといえます。

引用元:引退後のキャリア|オリンピアンのキャリアに関する実態調査|笹川スポーツ財団


では次に、セカンドキャリアの選択肢や支援制度を紹介していきます。

アスリートのセカンドキャリアの選択肢

現役引退後のアスリートの選択肢として「指導者」などが多く上がりますが、実は多くの選択肢の中から選ぶことが可能です。
一例を確認していきましょう。

指導者(監督・コーチなど)
自身のスポーツ技術の経験を活かして、スポーツとの関わり方を"現役選手"から"教える立場"に変えるキャリアです。
指導者になる場合、スポーツ技術や戦績だけではなく、指導スキル・伝える力はもちろんの事、チームをまとめる力が求められます。

スポーツチームの仕事(運営スタッフなど)
引退後、そのままチームに残り、運営スタッフとしてキャリアをスタートさせる選択肢です。
選手のサポートや試合の準備・片付けをしたり、チーム運営が円滑に進むように営業活動をしたりなど、様々な業務があります。

一般企業への就職
スポーツ業界・スポーツ業界以外問わず、新しい環境でセカンドキャリアをスタートさせる選択肢です。
業界だけではなく、職種も様々あります。
知人からの紹介や求人サイトやエージェントなどを使って入社する場合が多いと言われています。

自身で起業する
上記のように一般企業に就職するのではなく、ご自身で会社を立ち上げる選択肢です。
事業計画などを立て、社長として会社を経営します。
ひとりで始める場合は保険や税務などの各種手続きも自身で行う必要があります。

学び直しをする
引退後に、改めて学び直しをする選択肢です。大学や大学院、専門学校に進学します。
自身のキャリアにおいて必要な資格や知識を身に付けたうえで、目標とする就職や企業の道を歩みます。

アスリートがセカンドキャリアを選ぶ際のポイント

アスリートにとってセカンドキャリアは、「知らないこと」が非常に多いです。
例えば、一般的な平均給与、働き方、仕事の種類、仕事の1日の流れなど、分からないことに対して不安になることは当たり前です。
まずは何でも興味を持って調べてみて、自分に合いそうかを考えましょう。
また、『自分の優先順位(軸)』を事前に決めておくことで、キャリアの選択に迷ったときに判断しやすくなります。

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アスリートのセカンドキャリアの成功事例

セカンドキャリアの一例

◆一般就職(元Jリーガー)
高校卒業後、プロサッカー選手として10年ほど活躍。
引退を期に一般企業へ就職し、現在はアスリートや体育会学生の就業をサポート。

◆スポーツ団体で仕事を経験し、一般企業へ転職(元野球選手)
高校卒業後、社会人野球のある企業へ就職し、選手として活躍。
引退後は野球関連団体へ契約社員として就職後、一般企業へ転職。

◆大学院で学び直し(元Jリーガー)
大学を卒業後、プロサッカー選手として活躍。
引退後、大学院へ進学し学び直しをスタート。
現在は大学院とサラリーマン、二足の草鞋を履いて活躍中。

その他のアスリートのキャリアも『アスリートインタビュー』としてサイト内で公開しています。
気になる方はぜひチェックしてください。

アスリートがセカンドキャリアで成功するための秘訣

スポーツ経験をどのようにセカンドキャリアへ活かすか、という考え方が大切です。
冒頭でもお伝えしたように、セカンドキャリアは今までの競技人生と切り離して考えられがちですが、競技人生の延長線上にあるのがセカンドキャリアです。
セカンドキャリアでも、スポーツで培った経験は必ず活かせます。
例えば、仕事での目標達成までの思考回路は、スポーツで目標に向けて努力・改善した思考回路に置き換えることができます。

アスリートがセカンドキャリアで成功するための秘訣

アスリートのセカンドキャリア支援制度

では、アスリートがセカンドキャリアを歩む際、どのようなサポートがあるのでしょうか。

アスリートのセカンドキャリアを支援する組織やプログラム

様々な組織・会社・自治体がセカンドキャリアのサポートを実施しています。

【1】スポーツ庁
スポーツキャリアサポート支援事業としてアスリートが現役時代から引退後のキャリアについて準備するための支援を行っています。

【2】日本オリンピック委員会
アスナビNEXTでは、トップアスリートが現役を引退し、次のステージへスムーズに移行する為の支援をしています。

【3】就職・転職サポート企業
マイナビアスリートキャリアをはじめ、アスリートのセカンドキャリアをサポートする民間企業があります。
スポーツ経験で培った、次のキャリアに活かせる強みをアドバイザーと一緒に引き出します。
企業のご紹介はもちろん、書類作成や面接対策のサポートなども充実しています。

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【4】大学や専門学校での学び直し制度
学び直しに年齢制限はありません。取得したい資格や、学びたい内容に合わせて学校を調べます。
また、学校によってはアスリート推薦枠や奨学金などの制度もあります。
自身が対象にあたるかどうか、調べてみましょう。

アスリートのセカンドキャリア支援制度の活用方法

就職・転職支援サービスに関しては、アスリート側の利用料金がかからないことがほとんどです。
サイトを見て気になったサービスには、問い合わせフォームから登録をすることから始めましょう。
「問い合わせはハードルが高い」という場合は、SNSなどでDMを送ってみることも効果的です。
まずは、情報を収集して、自分に合うサービスを探してみましょう。

まとめ

アスリートとして活躍されてきたからこそ、引退後のキャリアに目を向けておくことが重要です。
引退してからキャリアでつまづくといったことのないように、セカンドキャリアを見据えた情報収集を行いましょう。
また、アスリートのセカンドキャリアを支援している団体、企業も多く存在しています。
必要に応じて積極的に活用し、後悔しないセカンドキャリアを目指しましょう。

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※引退予定が未定・相談だけしたいという方もOKです!

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