アスリート専用!成功する自己PRの作り方
成功する自己PRのポイント
自己PRでは、自分の今までの経験や学んできたこと、今後活かせるスキルなどをアピールします。
企業側は自己PRを見ることで、応募者がどういう人なのかを知り、会社でどう活躍してくれるのかをイメージします。そのため自己PRは選考において重要な項目で、企業側は必ずチェックします。
ありきたりな内容にならないよう、競技を通じて「経験したこと・学んだこと・今後活かせること」を取り入れ、自分らしい自己PRを作成しアピールしていきましょう!
企業が魅力的に感じる自己PRには共通して、以下の3つのポイントが含まれています。
①具体例を入れる
「私はスポーツを10年間頑張った」だけでは、あなたの頑張りは10%も伝わりません。「私は10kmの走り込みを10年間毎日欠かさず行った」というように、具体的な内容の方が相手に魅力的に伝わります。
取り組んだ理由も簡潔に述べるとさらにポイントUP!具体的な数字などを用いて相手に伝わりやすい表現を考えましょう。
②自分らしさを表現する
「話の内容に、自分らしいエピソードが入っていますか?「●●大会に出て嬉しかった・悔しかった」だけにならないように気をつけましょう。
目標を目指す過程で、何を考え、どんな取り組みをし、結果どうだったのか、またそこから何を学んだのかなど、自分らしい体験をしっかりと盛り込むことが大切です。
③仕事に対する意欲・熱意をアピールする
自分の強みをただ語るだけでは自己PRにはなりません。その強みを仕事にどう活かせるかをアピールしましょう。
例えば、「スポーツで得た●●という強みを、御社の●●という部分で活かしていきたいと思います。」というように、自身の強み・特性と仕事内容や企業の考えをつなげてPRすることで、企業にも入社後の活躍したイメージをもってもらいやすくなります。
3つのポイントを活かした自己PR作成
それでは、例文を見ていきましょう。3つのポイントが押さえられていないため、魅力を充分に伝えることができていません。
【NG】
私は8年間、●●を続けてきました。
私は継続して努力する力を持っています。誰よりも努力し、練習を続けることで、目標であった全日本大会に出場することもできました。
また、チームリーダーを務めて、仲間をまとめる力も身につけることができました。これは私らしい強みだと思います。
この自己PR文を、上記の3つのポイントを踏まえて改善してみましょう。
①具体例の追加
- 努力した内容をより具体的に表現。あいまいな表現にせず、実際に行った行動を細かく表現しましょう。
自分のフォームを直すために映像分析をしたり、先輩やコーチに指示を仰ぎ、フォームの改善をおこないました。
そして練習だけではなく食事・睡眠にも気を使い、毎日ノートへ記入し、体調管理も徹底して行っていました。
誰よりも努力し、練習を続けることで、目標であった全国大会出場も果たすことができました。
②自分らしさの追加
- ありきたりなリーダーシップではなく、仲間をまとめるために行った工夫をエピソードとして追加しましょう。
チームリーダーを務めることで、仲間をまとめる力をつけることができました。
レギュラー争いはもちろん、練習方針などで選手同士が衝突することもしばしばありました。
私は全員がチーム一丸となるためには話し合いが必要と感じ、私がリーダーになってからはミーティングの機会を2倍に増やし、積極的にみんなが話し合える機会を設けました。
結果、チームはまとまるようになり、最終的にはミーティングの機会がなくてもみんなが意見を言い合えるようなチームを作り上げることができました。
③仕事への意欲を追加
- 自分の経験や強みを、どのように仕事に活かしていきたいかを表現します。
これらは社会でも活かせるスキルになると思います。
どんな仕事に対しても積極的に取り組み、分からないことはしっかり聞く。自分本位ではなく、相手のことを考えて行動することで、協調性も大事にしつつ、最終的には部下からも信頼されるような社員に成長し、御社に貢献したいと考えております。
よろしくお願い致します。
以上の改善点を組み合わせて、ひとつの文章にまとめると、以下のような文章になります。最初の文章に比べると、書いた人の人柄や特徴が伝わってきます。
私は8年間、●●を続けてきました。私は継続して努力する力を持っています。
まず、自分のフォームを直すために映像分析をしたり、先輩やコーチに指示を仰ぎ、フォームの改善をおこないました。
そして練習だけではなく食事・睡眠にも気を使い、毎日ノートへ記入し、体調管理も徹底して行っていました。
誰よりも努力し、練習を続けることで、目標であった全国大会出場も果たすことができました。
また、チームリーダーを務めることで、仲間をまとめる力をつけることができました。
レギュラー争いはもちろん、練習方針などで選手同士が衝突することもしばしばありました。
私は全員がチーム一丸となるためには話し合いが必要と感じ、私がリーダーになってからはミーティングの機会を2倍に増やし、積極的にみんなが話し合える機会を設けました。
結果、チームはまとまるようになり、最終的にはミーティングの機会がなくてもみんなが意見を言い合えるようなチームを作り上げることができました。
以上は私にとってかけがえのない経験です。
どんな仕事に対しても積極的に取り組み、分からないことはしっかり聞く。自分本位ではなく相手のことを考えて行動することで協調性も大事にしつつ、最終的には部下からも信頼されるような社員に成長し、御社に貢献したいと考えております。
よろしくお願い致します。
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