就職・転職ノウハウ

スポーツ関係の仕事15選!特徴とメリット・デメリットを解説!

これまでスポーツに取り組んできた方や、スポーツ観戦が趣味な方のなかには、「スポーツを仕事にしたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では

  • スポーツ関係の仕事には何がある?
  • スポーツ関係の仕事のメリット、デメリットは?

といった就活、転職のお悩みにお答えしていきます。

すべてのスポーツ経験者の就職・転職をサポート。まずはお気軽にご相談ください。

プロスポーツに関わる仕事

スポーツに直接関われる仕事を8つ紹介
まずは、皆さんも想像しやすい、プロスポーツに関わる代表的な仕事を紹介します。
それぞれどのようにスポーツと関われるのかを見ていきましょう。

プロスポーツ選手

プロスポーツ選手は、主にスポーツを仕事として生計を立てている人のことです。
プロチームやプロクラブ、実業団などに所属し、スポーツで結果を残すことで報酬を得ます
試合に出場することはもちろん、トレーニングやコンディション調整も大事な仕事の一部となります。
優れた身体能力と様々な困難に対してもめげずに努力できる精神力が求められる職業です。

スポーツトレーナー

スポーツトレーナーは、企業や競技団体に所属し、アスリートのパフォーマンスをサポートする仕事です。
トレーニングの指導だけでなく、コンディション調整や故障した際のリハビリも担当するため、業務領域が広く、選手の活躍に直結する仕事であると言えます。
スポーツトレーナーに必須な資格はありませんが、

  • 柔道整復師
  • 理学療法士
  • 公認アスレティックトレーナー
  • 認定アスレティックトレーナー

などの資格があると有利に選考を進められるため、積極的に資格取得しましょう。

スポーツアナリスト

スポーツアナリストは、試合データや対戦相手の戦略を分析し、選手をサポートする職業です。
高い情報収集力、分析力、伝達力が求められ、拮抗した試合では特にアナリストの重要性が高まります。
近年ではIT技術も発達しており、先端テクノロジーを使いこなすリテラシーの高さも必要になっています。

スポーツエージェント

スポーツエージェントは、選手の移籍やスポンサー契約を選手の代理で行う仕事です。
選手の競技人生に大きく影響を与えるため責任感や几帳面さが求められます。
スポーツエージェントになるために必須な資格はありませんが、契約関連の業務を担当するため、弁護士資格があると有利といわれています。

スポーツチームスタッフ

スポーツチームスタッフは、クラブチームに所属しクラブ運営や広報業務など幅広い業務を担当します
他の職種よりも専門性が低い仕事であると言えますが、選考枠が少ないことも多く、内定までのハードルも高いと考えられます。

スポーツドクター

スポーツドクターは、選手の健康維持を担当し、より良いコンディションで練習や試合に臨めるサポートを行います。
スポーツトレーナーよりも栄養や医療分野の専門知識が必要となり、

  • 医師免許
  • 日本スポーツ協会公認スポーツドクター
  • 日本整形外科学会認定スポーツ医
  • 日本医師会認定健康スポーツ医

の資格が必要となります。

スポーツ用品に関わる仕事

野球であればグローブやバット、サッカーであればスパイクなど、スポーツに欠かせない用具を製造する会社もスポーツ関係の仕事といえます。

スポーツメーカー

スポーツメーカーは、競技で使用する用具や消耗品を製造、販売する企業です。
スポーツメーカーのなかにも、いくつかの職種が分かれており、スポーツ用品を扱うのは主に営業職や開発職です。
営業職は、自社商品をスポーツ用品店で取り扱ってもらうようにはたらきかけたり、キャンペーンやイベントの運営を行います。
開発職は、新商品発売、既存製品の改良を担当し、より良い商品の開発をメインで行います。
メーカー系は就活生に人気の業界でもあるため、選考に向けて十分な準備が必要です。

スポーツ用品の卸売業

卸売とは、スポーツメーカーとスポーツショップの間に入って商品の流通を担う仕事です。
卸売業者がいることで、メーカーは様々なショップで自身の商品を販売することができ、スポーツショップは様々な商品をまとめて発注することができます。

スポーツ関連用品ショップ

様々なメーカーの商品やスポーツ関連商品を扱うショップでの仕事です。
一般的には小売業といわれています。
スポーツ用品を直接お客様に届けることができる仕事であり、売り場のディスプレイを変更したり、お客様のニーズに合った商品を提供する仕事です。
コミュニケーション能力はもちろん、各スポーツに関する知識や、メーカー・商品ごとの知識も必要となります。

スポーツを教える仕事

自身が選手としてプレーするのではなく、指導する立場でスポーツに関わることも可能です。
ここでは代表的な3つの仕事を紹介します。

スポーツ指導者

スポーツ指導者は、監督やコーチとしてスポーツチームに所属し、選手の練習メニューや試合の戦略を決定します。
特定スポーツに対する知識の深さや、競技IQの高さが求められるほか、選手を引っ張るマネジメント力も重要となります。

体育科教員

体育科教員は、学校の先生として学生に体育の授業を行う仕事です。
運動技能向上のための指導やルール講習を行い、学生の健康促進をサポートします。
また、部活動の監督をする場合は、より深くスポーツに携わることができます。
教員になるためには教員免許が必要となるため、大学や専門学校に通う必要があるほか、各自治体・学校の採用試験に合格しなければなりません。

スポーツインストラクター

主にジムやフィットネススタジオで会員向けにトレーニング指導する仕事です。
利用者に正しい運動の仕方や器具の使い方を教えることが多く、トレーニングに関する専門的な知識が必要となります。
トレーニングだけでなく、ダンススタジオうやスイミングスクールなど、スポーツ技術を教える場合もあります。
必須な資格はありませんが、スポーツ系の学部や専門学校で専門知識を身に着けてから就職する人が多いです。

スポーツ施設に関わる仕事

スポーツをするためにはスポーツのできる環境が整っていなければなりません。
スポーツ施設を管理する仕事もスポーツに関わる仕事と言えます。

スポーツ施設スタッフ

スポーツ施設職員は、競技場やスタジアムの運営を行う仕事です。
施設利用者の予約スケジュール管理や、設備保全、清掃など施設に関わる全ての業務が仕事内容となります。
仕事内容の多くは事務的な仕事となりますが、必要があれば施設でのイベントなどを企画し、運営する場合もあります。
利用者とのコミュニケーションが必要となるため、高いコミュニケーション能力が求められます。

スポーツの普及に関わる仕事

スポーツへの関わり方として、スポーツイベントを開いたり、結果を報道して伝える仕事もあります。
スポーツの楽しさを広く伝え、より人気にするための仕事であると言えます。

スポーツプロモーター

スポーツプロモーターは、スポーツイベントや企画を運営する仕事です。
イベント内容の企画や日程調整、当日のサポートなど、裏方としてスポーツイベントを支えます。
企画力や交渉力、コミュニケーション能力が重要となり、イベント終了時の達成感がやりがいとなる仕事といえます。

スポーツジャーナリスト

スポーツジャーナリストは、新聞や雑誌、WEBニュースに掲載する記事を執筆する仕事です。
競技の魅力を幅広い人に伝えることが役割のため、取材力や表現力が求められます。
自分の書いた記事でスポーツ界を盛り上げることがやりがいであるといえます。

スポーツ関係の仕事に就くメリット

スポーツ関係の仕事に就くメリット
ここからは、スポーツに関わる仕事に就く代表的なメリットを3つ紹介します。

スポーツを仕事にできる

スポーツが好きな方でであれば、スポーツ関連の仕事に就くことで、好きなことを仕事にできます
また、自身の応援するスポーツに深く関わることで、よりそのスポーツを好きになることもでき、やりがいにもつながりやすいと考えられます。

需要がある業界で働ける

需要の高い業界は成長の見込みがあり、長くその業界で働き続けることができます。
近年では、多くの一般の方が健康のためスポーツやトレーニングを行っています。
ジムやフィットネスの利用率も高まっているため、スポーツトレーナーの需要も高まっているといえるでしょう。

スポーツをより近くで支えられる

プロスポーツの場合、ファンよりも近い距離で選手をサポートすることができます。
また、プロスポーツ以外のいずれの仕事も、仕事を通じてスポーツに深く関わっていると感じれる部分が多く、スポーツ業界を支えている実感が持てるはずです。


スポーツ関係の仕事を目指すデメリット

スポーツ関係の仕事を目指すデメリット
スポーツ関係の仕事を目指す代表的なデメリットは2つあります。

競争倍率が高い

スポーツ業界の仕事は人気が高く、採用数も限られているため、就職難易度は高いと考えられます。
特にスポーツチームの採用募集は非公開求人となっていることも多いため、自分一人では見つけるのが難しい場合があります。
求人情報を保有している就活エージェントを利用し、自己PR添削や面接対策をしっかりと行ってから選考に臨むようにしましょう。

休日が不規則

職種業界にもよりますが、スポーツ関連の仕事は不定休となることも多く、決まった休みがほしい方はギャップを感じてしまう場合があります。
事前に働き方を調べるだけでなく、なぜスポーツに関わる仕事がしたいのかを自己分析で明確にし、志望度の高い企業に応募するようにしましょう。



まとめ

スポーツ関連の仕事は、選手からチームスタッフ、教員、スポーツメーカーなど幅広いことが分かりました。
スポーツに携わりたいと漠然と考えている方は、まずは自己分析を行い、どのような仕事に就きたいか、スポーツとどのような関わり方をしたいかを明確にするようにしましょう。
また、職種によっては必須の資格もあるため、必要に応じて資格取得を目指していきましょう。

スポーツ経験者=スポーツ業界ではない

「スポーツしかやってこなかったから、スポーツ業界にしかいけない」ということはありません。
スポーツ業界以外にも、

  • 商社
  • 不動産
  • 広告代理店
  • メディア
  • コンサル

など人気な業界は多くあります。
こちらから体育会系企業について解説しているので、併せてご覧ください。

体育会出身者に人気な業界をチェックする

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