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【体験談あり】体育会系企業の特徴や多い業界を解説!向かない人はどんな人?

「体育会系」と聞くと、皆さんはどんな会社をイメージしますか?
・体力が必要そう
・ブラック企業っぽい
・上下関係が厳しそう
等のイメージがある方もいるのではないでしょうか。

実際はどうなのか?
体験談を交えて解説していきます

体育会系とは

体育会とは、体育会の運動部などで重視される、目上の者への服従や根性論などを尊ぶ気質。
また、そのような気質が濃厚な人や組織のことを指します(引用:グーグル辞書)

このように、体育会には部活動やスポーツチームで経験したような上下関係やチームワークなどを重視する組織などの意味合いが含まれています。

体育会系企業の特徴って?

では、「体育会系企業」とはどのような特徴があるのでしょうか?

スポーツ経験者が多い

体育会系企業には体育会系出身といわれる人が所属していることが多いため、自然と学生時代に部活動やスポーツに積極的に取り組んでいた方の在籍が多くなります。
部活動やスポーツを通じて経験した「目標達成力」や「団結力」などを活かして働いている方が多い印象です。


上下関係しっかりしている

多くの部活動では「先輩や監督には大きな声で挨拶」や独自の上下関係のルールなどがあったかと思います。
上下関係がしっかりしていると、先輩が後輩の面倒をみるなどのいい面もあることから、このような風土を会社にも取り入れている企業も見受けられます。

飲み会やイベントが多い

団結力を高めたり、コミュニケーションのひとつとして、飲み会やイベントを開催する企業も少なくありません
会社行事の場合、参加が強制される場合もありますので、気になる方は事前に口コミサイトなどでチェックするようにしましょう。


チャレンジできる環境・チャンスが多い

体育会系企業は行動力を持っている人が多く働いているので、色んな事にチャレンジできる環境・チャンスが多い場合があります。若いうちに多くの経験をしたい、色んなチャンスをモノにしたい、と考えている人には向いている環境ですね。

成果主義

体育会系出身者は部活動やスポーツを通じて、目標を達成するために筋道を立てて努力した経験を持っています
その経験を活かして、仕事でもストイックに目標に対して働くことのできる人が多いです。

必ずしもブラック企業ではない

ブラック企業とは一般的に「長時間労働」「パワハラ」「賃金未払い」などが挙げられますが、体育会系企業だからと言って必ずしもブラック企業とは限りません。口コミサイトや求人票をよく確認をして判断するようにしましょう。

体育会系企業が多いといわれる業界6選!

続いて、体育会系企業が多いといわれている業界を紹介します。

商社

商社には多種多様な商品・サービスを取り扱う総合商社とある分野に特化した専門商社があります。
どちらも売りたい相手(会社・個人)と買いたい相手(会社・個人)を結び付けるような仕事です。

不動産

不動産業界は、「建設」「販売」「賃貸」「管理」の4種類に大別できます。
4種類全てを1社やグループ会社で完結する企業もあれば、いずれかを生業としている会社もあります。

広告代理店

集客をしたい・企業認知を広げたいなどを考えたときに、企業に代わって広告配信の手配をする企業です。
広告は紙・WEB・メディアなど多岐にわたっており、ある分野に特化した専門的な広告代理店もあれば、企業のニーズに合わせて媒体を調整する総合的な広告代理店もあります。

メディア

テレビや雑誌・新聞など、世の中に情報発信している媒体を扱う業界です。
映像・音声・文字などを用いて、情報を伝えるための記事や番組、コンテンツなどを制作します。

コンサル

企業が抱えている課題を一緒に解決する仕事です。
経営課題に対して解決策を打ち出す業務になるため、求められるパフォーマンスレベルが高い場合が多いです。

ベンチャー企業

会社の立ち上げ期は様々なことを少人数で対応するので、自然と労働時間が長くなります。
事業拡大の実感が持ちやすいので、やりがいが大きい反面、責任やプレッシャーも大きいことも特徴です。

体育会系企業に向いていない人って?

「自分は体育会系に向いているかな・・・?」と不安な人は以下の4つに当てはまるかを確認して、自分に合うか合わないかを確認しましょう。

①自分のペースを守りたい人

チームワークを大切にしたり、成果を出すまでのスケジュールがしっかり決まっていることが多いのが体育会系。
協力して仕事をしたり、ギチギチなスケジュールだと息が詰まるという方には向いていないかもしれません

②上下関係が苦手な人

体育会系の多くは上下関係がしっかりしています。
上下関係を気にすると言いたいことが言えない、働きにくいという人にはおすすめしません

③プライベートを重視したい人

先ほどにも記載したように、飲み会やイベントを開催する企業が多いです。
強制参加が苦痛になるのであれば、難しいかもしれません
上手に断る口実をあらかじめ考えておくことも対策のひとつです。

④合う・合わないがはっきり分かれるのが体育会

体育会企業は比較的合う・合わないがはっきり分かれます。
企業理念や配属先の雰囲気などを事前に調べて、「合わないな」と感じたら選択肢から外すことも検討しましょう。

体育会系企業って実際どうなの?どちらも経験した人にインタビューしました

体育会系企業・そうでない企業、どちらも5年以上経験しているHさんの話

実際にそれぞれを経験したHさんに違いや特徴を聞いてみました。

体育会系企業とそうでない企業の違いとは?

体育会系企業の大きな特徴は、『役割やスケジュールが明確であること』です。
ポジションが細分化されていて、自分のやるべき仕事・スケジュール・方法など、すべて決まっています
私のいた会社は、<今日は企業に訪問をする日>、<明日は会社で電話を掛ける日>など、スケジュールが全て決まっていました。

一方でそうでない企業では、課せられた目標に対して自分でプロセスを決めることが多いように感じます。
自分自身で考えて行動をするので、手こずったり失敗することもありますが、やりがいも大きいです。

体育会系企業のメリットは『スペシャリストを目指せる』

体育会系企業で働くメリットは『その道のスペシャリストになれる』点だと思います。
お伝えしているようにポジションが細分化されているので、その仕事に特化して、強みを強化することができます。

体育会系学生は就活に有利なのか

体育会系学生とは、一般的に学生時代に運動部やスポーツチームで競技を続けていた人を指します。

体育会学生が有利と言われる理由

スポーツを通じて得た経験や強みが社会でも活かせることが多く、体育会が有利と言われる場合があります。

例えば、
・チームワーク
・リーダーシップ
・ストレス耐性、継続力
・目標達成能力
などがあげられます。

以下の記事で詳細を確認できます。

企業からみた体育会学生の評価は?

マイナビアスリートキャリアの調査では、
体育会学生を採用した企業の約70%が「入社後も活躍している」と回答しました。



こちらについても、詳細は以下より確認してみてください。

体育会系学生の弱み

では、体育会学生の弱み、デメリットはあるのでしょうか?

就活と部活の両立が課題

一般的に有利と言われている体育会学生の大きな弱みは「部活動との両立」です。
練習や試合の時期と就活のピークが重なることが多いことが原因のひとつです。
大学最後の部活動にも全力で取り組みながら満足の行く就活を進めるには、先を見据えたスケジュールが重要になってきます。


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