スクール・セミナー関連

【新企画!】「Kurasu」~アスリートにとってのウェルビーイングな教室~

開催レポート

こんにちは!マイナビアスリートキャリア広報の鈴木です。今回は6月から始まった新企画、「Kurasu」~アスリートにとってのウェルビーイングな教室~に関して、企画の詳細と6月26日に実施した第一回目の様子についてご紹介していきます。本企画を立ち上げた背景や、みなさんが「Kurasu」に参加いただくことで得られるメリットについてもお話していきますので、是非最後までご覧ください!

「Kurasu」の概要 

「Kurasu」とは

社会で活躍する諸先輩方のウェルビーイングな暮らしからキャリアのエッセンスを得る教室です。
 
現役アスリートや元アスリートの方々をゲストにお迎えし、現在のキャリアに至るまでの話を深掘り。
ゲストの実体験を基に、キャリア形成の方法についてwebにてLIVE配信を行います。

「Kurasu」立ち上げの背景

①アスリートが現役中だけでなく生涯を通して躍動できる社会を実現したい!
②アスリートがキャリアについて考えるきっかけを提供したい!
この2つの想いから、本企画は始動しました。

企画詳細

ゲストを招いてのオンラインセミナー
・内容 :実施回によって様々
・対象者 :誰でも参加可能 (アスリート、指導者、保護者、企業担当者等)
・参加費 :無料

第一回目開催報告

開催日時:2023年6月26日(月)20時~21時

第一回目ゲスト

ゲスト1:瓜哲史さん

ゲスト2:西澤代志也さん

ファシリテーター:鍵圭亮
 

対談の一部始終

―――キャリア選択・農業にチャレンジした理由
※キャリア対談中の様子 西澤さん(上)・瓜さん(真ん中)・鍵(下)



:お二人の共通点である「農業」について伺っていきたいのですが、なぜ農業にチャレンジしようと思ったのですか?

:きっかけは大分で自給自足の生活を送る兄の影響と、海外赴任から帰国した際に出会った国内の農家さんの存在です。社会的にみると農業を積極的に職業にする方は現状少ないですが、独自の哲学や軸を持ちながら自然と向き合う生産者の方の姿を見て、率直にかっこいいなと感じました。また、単純に野菜をつくるだけではなく、地球環境を良くするなど、ウェルビーイングな社会をつくる上でも可能性に秘めた仕事だと思うようになりました。「農」に関わる様々な人と出会う中で、農業の可能性と価値を更に広げる仕組みをつくりたい!と思うようになり今に至ります。

西澤:私の場合は、何をやるかではなく誰とやるかを大事にした結果、農業への挑戦に辿り着きました
現役でプレイしていた16年間は、ただひたすらサッカーに向き合う生活を続けており、引退した時のことは正直何も考えておりませんでした。引退を決断した後も、やりたいことが見つからず何を探しても興味が湧かなかった時に、栃木SC時代に出会った人生の仲間から、「一緒に何かやろう!」と声を掛けてもらい、その「何か」が最終的には農業に繋がったのですが、決め手は、農業をやりたい!ではなく、「この仲間となら何でも楽しんでやっていける!」と思えたことでした

:お二方とも素敵なきっかけで農業に出会われたのですね!キャリアを考える際、「何をやるか」が先行されがちですが、【誰とやるか】や、自分のやっていることが【誰のためになるか】など、視点を変えるだけで新たな可能性や選択に出会えることがお二人の話から伝わってきました。

―――仕事や農業でスポーツが活きた場面
:次に、お二人が仕事をする上で、「スポーツの経験が活きた」と感じるタイミングを教えていただきたいのですが、具体的なエピソードがあれば教えてください!

:大きく2つあります。1つ目は、「チームで何かをすること」です。私はサッカー、バスケ、ラクロスというチームスポーツを経験してきたため、チーム内の役割分担や気配り、コミュニケーションなどはチームスポーツを経験した故に凄く得意だなと感じています
2つ目は「考えること」です。大学のラクロスチームではコーチがいませんでした。その為、常に選手自身が正解を探し、どんな練習を行うか、どの様に試合を組み立てるのか、など主体的に考え行動していました
その結果、日頃から自分で考える習慣が身に付いたと思いますアスリートには共通して、「考える力」があると、個人的に感じています

:西澤さんは農業をされている中で、サッカーの経験が活きたことはありますか?

西澤:専門的なこと(サッカーの技術面)は活かせることは何一つないです。
夏場でも体力があることや、何か重たいものを持つ力とかは役に立ちましたけど…笑
ただ…!5歳から始めたサッカーを「29年間」ずっと続けてきたこと、「29年間」1つのことを極め続けてきたことって、振り返ると凄いことだなと思うんです。「一つのことを極める」、そして、「やり続ける」って、それだけで凄い事だなと気づいて、そこはアスリートの強みだなと感じています。
1つのことに入り込んだ時の「集中力」も、勝負の世界でやってきたからこそ備わった力だと思います。

:めちゃめちゃいい話ですね!アスリートの皆さんからすると普段当たり前にやっていることや、意識せず感覚的にやっていることも、こうして言語化してみると社会でも活かせる素晴らしい能力になることが分かりました。自身のスポーツ経験を振り返り、そこから「何を得たか」、そして「何が活かせそうか」考えていく事は、とても重要ですね!


―――視聴者へのアドバイス
:最後に、今人生に悩んでいたり新しいことにチャレンジしたいと思っていたりする人に、「人生を幸せに生きるため」のアドバイスなどをお願いします!

楽しいという感情は大事だと思います
頭で考えるのも大事ですが、それ以上に動物的に選択することで、結果的に面白いものが生まれると思っています。

西澤:私は悩むことはとても大事だと思っています。
でも既に決断をして行動をし始めたにも関わらず、「これでいいのかな」と悩む時間は無駄だと思います。
そのためたくさん悩んで決断した後は、前だけ向いて突っ走ったほうが、私はいいと思っています

:今回、お二人のお話を聞いて私自身も沢山のエッセンスをいただきましたし、
視聴頂いているアスリートの皆さんにも何か自分のキャリアを考えるきっかけやヒントがあったのではないかと感じています。瓜さん、西澤さん、貴重なお時間をいただき本当にありがとうございました!

セミナー参加者の声

セミナーを受けてみての感想

まとめ

今回のセミナーは元ラクロス日本代表の瓜哲史さん、元Jリーガーの西澤与志也さんをゲストにお迎えし、【「なりたい自分」を見つけるためのヒント】を皆さんにお届けしました。

・人生のきっかけ、幸せのきっかけは身近にある
・「何をやるか」だけでなく、【誰とやるか】、【誰のためになるか】が大切
・「一歩を踏み込む大切さ」、チャレンジすることで色んな出会いや発見がある 

などなど
人生を豊かにしていく要素がふんだんに盛り込まれたお二方のお話でした!
セミナーへ参加いただいた皆様、そしてこの記事を読んでいただいている皆様にも、自身のキャリアをデザインする上でのヒントが届いていると嬉しいです…!
次回はまた違ったゲストをお呼びして、皆様に有益なエッセンスをお届けできればと思いますので、
今後も是非「Kurasu」にご注目ください!
ではまた次の回でお会いしましょう!See you again!!!

スクール・セミナー関連の関連記事

その他のカテゴリの記事