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【開催レポート】Kurasu特別編 面接3000人超え!元サイバーエージェント幹部が教える ~キャリア×スポーツ=選ばれるための必勝法~

開催レポート

こんにちは!マイナビアスリートキャリアの原です。
今回のKurasuは”特別編”
元サイバーエージェント幹部で2代目バチェラーの小柳津林太郎さんをゲストにお迎えし、【キャリア×スポーツ=選ばれるための必勝法】というテーマでお話いただきました。
「Kurasu」は過去3回開催していますが、今回はこれまでとは少し違い、アスリートに限らず就活生の方や企業の人事担当者、結果を出したい若手社員など幅広い方々に参考になるような内容となりました。

就活やビジネス、さらにはスポーツの場において選ばれるために必要なことや、人事・経営者視点から見たアスリートの強み、人材を採用するうえで意識していることなどをレポートにまとめましたので、是非最後までご覧ください!

マイナビアスリートキャリアはすべてのスポーツ経験者の就職・転職をサポートします。まずはお気軽にご連絡ください。

Kurasuとは

社会で活躍する諸先輩方のウェルビーイング(心身と社会的な健康)な暮らしから
キャリアのエッセンスを得る教室です。

 
現役アスリートや元アスリートの方々をゲストにお迎えし、現在のキャリアに至るまでの話を深掘り。
ゲストの実体験を基に、キャリア形成の方法についてwebにてLIVE配信を行います。
 
>>「Kurasu」をもっと詳しく知りたい方は以下もチェック!

▼YouTube動画(Kurasu概要)
https://youtu.be/LAIiMSqWGKc?si=To8ZphWrWHm7CYQ6
▼第三回Kurasu開催記事
https://athlete-career.mynavi.jp/athlete-career-plus/article/kurasu_3/

Kurasu特別編のゲスト・テーマ・内容

開催日時:2024年6月10日(月)20:00~21:00
トークテーマ:面接3000人超え!元サイバーエージェント幹部が教える~キャリア×スポーツ=選ばれるための必勝法~

ゲスト:小柳津林太郎さん


オブザーバー

 
ファシリテーター

 

トークイベントの様子




―――新卒でサイバーエージェントに入社した小柳津さんの就活談

:小柳津さんが学生時代、就職活動を行う中で「企業から”選ばれる”」ために行っていたことはありますか?
 
小柳津自分を広告するということをやりましたね!自分の魅力を伝えるには自分という人間を言語化し、他の人とは違う記憶に残るコピーを考えなきゃいけない。学生の就職活動時代に一番やってよかったなと思うことは、自分の生涯ビジョン、仕事ではなくて人生ビジョンを考えて言語化することですかね。
 
:すごく素敵ですね。ちなみに鹿山さんは自分の人生のビジョンや、自分が何者なのかについて考える機会はありましたか?
 
鹿山:選手の時は全くなかったですね。サッカー選手を引退するきっかけは怪我や病気だったのですが、突然訪れてしまったということもあって・・・。引退を決めてから改めて(人生の)ビジョンっていうのを考えて行動を始め、転職活動を行ってという形になります。



:小柳津さんと鹿山さんのお話を聞いて、人生のビジョンを持ち相手にも伝えていくことはすごくかっこいいなと思った反面、自分だったら恥ずかしくて言えないなっていう思いも若干あったのですが、ビジョンを言語化することについて、小柳津さん自身どう考えていますか?
 
小柳津:恥ずかしくないかで言うと、全然恥ずかしくないですね。恥ずかしいっていうのは逆を言うと、どこか本気になれてないってことだと思います。「自分にはこれしかないな」と思えることや、「人に馬鹿にされようが自分はこうなのだ!」と考え抜いている人は恥ずかしくないのかなと思います。
 
:なるほど。自分の生涯ビジョンを言語化することができて、それを自分自身が納得した状態で他者にアウトプットできる人は、周りの人から魅力的に映り、それが選ばれるポイントに繋がるのかもしれないですね。
 
小柳津:人から選ばれるという点でいうと、色んな要素があると思いますが、就活において今の話をまとめると「確固たる芯」があるかどうかですよね。ブレない一言をちゃんと言い続けるって凄く大事だと思います!


―――人事視点から見た選考者を選ぶポイント

:サイバーエージェント時代は人事の経験も持つ小柳津さんですが、”選ぶ側”に立ったときに、どういった部分を重要視して選考しているのですか?
 
小柳津:職種によって判断基準は変わってくるのですが、共通して言えることは「人として素直なこと」と、一緒に働く仲間として「会話や価値観が合うこと」ですね。
 
:採用面接の場だと長くても1時間くらいだと思いますが、その短い時間で素直であるかや価値観などはどのようにすり合わせているのですか?
 
小柳津:様々な要素がありますが、最初の挨拶はすごく大事にしています。特に目の輝きや澄み方を面接官としては見ています。


―――選考者から自社を選んでもらうために意識していること

:逆に求職者の方から自社を選んでいただくためにはどういったことを意識していますか?
 
小柳津面接官はスタンスとして、自分も選ばれる立場で面接に臨んでいると思うので、不合格でも合格でも、絶対に自社のファンになってもらってから面接を終わらせることを心がけています。不合格の人ほどよりアドバイスするようにしています。そうすると、不合格でも「あの面接官から今後に役立ちそうなアドバイスや落ちた理由もその場で教えてもらえたからためになったな、いい人だったな」となると思います。
 
:例えば就活をしている中で、自分自身が本当に入りたい第一希望の会社ではない会社に入社することってあるあるだと思いますが、そういう方が入社してきたときに人事担当者としてはそういう人をどうやって伸ばしていきますか?
 
小柳津自分の決断を正解だと思ってもらえるようにしていきますかね。この会社に入ると決めたのなら、本気出そうぜ!というマインドに育て上げる感じですかね。例えば同業界で中小のA社に入社したけど、本当はこの同業界で大きく輝くC社に行きたかったっていう話しであれば、いやC社を一緒に倒しにいこうよ!と、そういう着火のさせ方をしていきます。本音を引き出しやすい空間の中で、対話をしてあげることをすごく大事にしていました!


―――アスリートの市場価値とは

:今回アスリートの市場価値についても少し触れていきたいなと思います。小柳津さんから見てアスリートの方々って市場価値が高いと思いますか?
 
小柳津高いと思います!1番大きな理由は、アスリートならではだと思うのですが、絶対達成したいという強い目標があることがだと思います。
また、目標を達成するために数字を使いながらプロセスを逆算したり、課題を因数分解したりできることは、ビジネスにおいても充分発揮できる能力だと思います。
逆に鹿山さんに質問なのですが、サッカーでいう、特に数字を意識するものってどういうものがあるのですか?
 
鹿山:デュエルといって、1対1の対決に勝ったとかデータを基に課題解決に向けて行動していました。あとは、他のスポーツにも共通して言えると思うのですが、ベストコンディションをつくるために、体重や体脂肪、食事管理などでも数字を意識していたと思います。
選手でやっている時は多分何も考えずに課題解決に向けて取り組んでいたのですが、スポーツでもビジネスに活かせる力を培ってきているということを知ることで、アスリートの価値ってどんどん上がっていくのかなと思います。


―――市場価値を高め続けるためには

自分のピークが今ではなくて過去にあるということは、アスリートなら誰しも経験することかなと思います。
そのような自分の市場価値やパフォーマンスが一度ピークを迎えてしまったとき、どのように考えてその事実を受け入れたらいいでしょうか。
 
小柳津:市場価値としてのピークがどこかって、社会人としてはまだまだこれからじゃないですか?
人生100年時代と言われているので、スポーツなどの特定の領域におけるピークが訪れても、次の領域のピークを探していくことが大事だと思います。
そのために、特定の領域において何を学び、資産として蓄えたのかを言語化していくことが重要になってきますね。
 
:今の質問に関連して鹿山さんにお伺いします。競技にはよると思いますが、アスリートのピークは比較的早く来てしまうと思います。そんなアスリートとしてピークを迎えた経験はどのようにすれば強みになると思いますか?
 
鹿山目標を叶えるために逆境を乗り越えるために何を考えて、どの様なアクションしてきたかをうまく言語化できると、強みになると思います!
やはり何かを頑張るということや目標を立ててそこから逆算し、行動するということは仕事も変わらないと思っています。
 
:最後に小柳津さんに伺います。スポーツや仕事、あらゆる場面で「選ばれ続ける人」になるためにはどうしたら良いでしょうか。
 
小柳津:自分の中で「少しハードルが高いことや、新しいことなのかを行動し続ける人」は“選ばれ続ける人”になり得ると思います。プライベートでも仕事でも良いのですが、今年達成したい目標などを決め続けて、それに対して挑戦していくことが重要だと思います!



イベント参加者の声

イベント後のアンケートでは、ご参加いただいた、96%の方から満足と回答いただけました!
参加いただいた方からの感想もご紹介します!



まとめ

いかがでしたか?
今回はKurasu”特別編”ということで、元サイバーエージェント幹部で2代目バチェラーの小柳津林太郎さんをゲストにお迎えし、【キャリア×スポーツ=選ばれる必勝法】というテーマでお話いただきました!
 
●自分を広告するために、仕事のビジョンではなく、生涯ビジョンを言語化する
●特定の領域(競技)でピークを迎えても、新しい領域(仕事など)でピークを探すこと
●選ばれ続ける人になるために、コンスタントに自分の目標を決めそこに向かって挑戦していくこと
●アスリートとして数字を意識し、課題解決に向けた行動は仕事を始めあらゆる場面で活きるなど多くのアスリートを採用し、共に働いてきた小柳津さんならではの、アスリートの魅力をお伺いできました!
 
また、本記事はイベントの「ごく一部」を抜粋した内容です。
セミナーの全貌が気になるという方は、ぜひマイナビアスリートキャリア公式Youtubeをチャンネル登録してお待ちください!後日アーカイブ動画を配信いたします!
 
▼マイナビアスリートキャリアYoutubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCC-kJr1JWpX8DZo38-txnHg
 
次回はどんな方がゲストで登場するのか?!今後も「Kurasu」にご注目ください!
それでは、また次回のKurasuでお会いしましょう!See you soon!!!

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